季節の境目ですね。
衣替えだけでなく服の断捨離を考えるひとも多いでしょう。
ただ、いざ立ち向かうとなかなかうまくいかないんですよね笑^ ^;
今日は私が実際にやっている断捨離のポイントの一つをお伝えします。
この一点にだけ集中してください。結構なものを断捨離できるはずですよ。
一年以上着ていないものは捨てる
結論を先にいうと、
一年以上着ていないものは捨てる
です。実際に皆さんの収納にはそんな服が入っていませんか?
この判断基準であらかたの服を断捨離できるはずです。
実際思い浮かべてみてください、一年以上に着ていないその服を今年着ますか?
そもそも、去年でさえもその服を着ようと思っていましたか?
去年からみた一年後は今です。おそらく今も着ようとは思ってはないのでしょうか?
となると、今後着る事はないでしょう。よほど新しいコーディネートが浮かばない限り。
この判断基準が一番、合理的なのです。
何故捨てられないのか?
この基準の良いところは、感情が入ってこないところです。
そもそも、なぜ人は簡単に服を捨てられないのでしょうか?だいたいは以下のような理由ではないでしょうか?
・まだ着れるのではないのか(実用的理由)
・買った値段が高くて勿体無い(金額的理由)
・あの人にもらったものなので(思い出補正)
服に限らず、だいたい大きくはこの3つの理由で捨てられないみたいですね(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000037487.html)
結局どれも感情が入って、捨てない理由付けをしているだけなんですね。
この感情が断捨離を邪魔しているのです。
だからこそ、感情の入ってこない「一年以上着ていない服は捨てる」という判断基準がフェアで手っ取り早いのです。
断捨離のメリット・デメリット
いやいや、でもでも、そんな簡単じゃないんやて。
って思ってる人はおそらくこの部分まで見ているでしょう。
では、断捨離によって得られるメリットを、デメリットと合わせて紹介します。
断捨離のデメリット
「あ〜、家にあれ着たいな〜」、というときになくなってる
思い切って捨てたけど、今思うとあんな着こなしできたかも?と思うことがあるかもしれません。
たしかにそんな時は惜しい気分になりますね。
しかしその気持ち、そんなに引きずるほどものもでしょうか?
似たようなものをまた新たに探して見てはいかがでしょう?
もしかするともっと気に入ったものを見つけられるかもしれませんよ?
・・・・くらいでしょうか?
断捨離をすることによって悲しんだり、損したって気持ちになること、実はほとんど無いんですよね。
むしろメリットに注目してほしいです。
断捨離のメリット
時間や体力を無駄に消費せずに済む
毎日の服選びにおいて、断捨離していない服が入っていると選択肢が増えます。
一見いいようにみえますが、これ、実は勿体無いんです。
何故ならば、無駄な決断疲れを起こすからです。
人間は一日に30,000回もの選択をしていると言われます。
その度に自分の体力を消耗しているわけです。
実際に考え疲れた人が、注意散漫になったり、決断の質が悪くなるというのは科学的にも証明されています。
毎日の服選びに選択肢が多すぎる(しかも着ないものまで選択肢に含まれている)という状況は
普段の活動においてはあまりメリットがないんですよね^ ^;
それだったらちゃんと使うものの中でスタイリングを決めたいところですよね。
決断のノイズを省けるというのが断捨離のメリットの一つです。
部屋が綺麗になる
物理的な話になりますが、断捨離をすることで単純に収納できるスペースが空きますよね?
そこに他のものを収納することができます。
部屋が散らかる理由は、モノが選別されずにあちらこちら置いてあるから。
なので、空いたスペースにものを入れればかなりスッキリしますよね?
断捨離をすることで部屋の見栄えも良くなります。
新しいものを取り入れやすくなる
上記のメリットと近いのですが、新しく買ったものを収納しやすくなります。
パンパンの状態で新しく買った服を収納しても、
入りきらなかったり、他の服との圧でシワが生じたりと、かえって衣類をダメにする恐れがあります。
せっかく買ったのにそれはどうなんでしょう?勿体無いですよね?
このように断捨離はデメリットよりもメリットの方が大きいです。
感情にとらわれず思い切って捨ててしまって、新しいものを取り入れてはいかがでしょうか?
感情を納得させる
いやいやいや、そんなに、そんなに簡単じゃないのよ・・・
こんなに言っても、そう思う方はここまでしっかり読んでいただいていることでしょう。
そこまで言われては困っちゃうので、今度はご自身の捉え方を変えましょう。
まだ着れるかもしれない、という方
では、いつまで着れるのでしょうか?1年後?3年後?
その服を使ったスタイリングはイメージできますか?そのスタイリングを実際にしますか?
着ていないということは、使い道がないと自分で本能的に感じているのではないでしょうか?
買った値段が高くて勿体無い、という方
服は「置物」ではありません。使ってナンボです。
飾りたいなどの理由がない限り、使わないのであれば価値としてはないと思います。
むしろ高いものであったのであれば売ってしまって、新しい服を買いませんか?
そちらの方がもっと気にいるかと思いますよ。
あの人にもらったものなので、という方
一番気になっちゃうやつですね^ ^;
ただあまり過去のことは引きずらない方がいいです。過去を回顧したところで未来は変わりません。
むしろくれた人も使ってくれることの方が嬉しいのではないでしょうか?
ここはグッと気持ちを切り替えましょう。
ステージに相応しい服を持とう
別に捨てられないことは悪いことではないですし、そう言った感情が起こることは仕方がないのです。
これは私の持論ですが、なかかな捨てられない感情の根源にあるのは、
「ステージとのギャップを埋めきれない」ということにあると思っています。
人は歳を重ねるとステージが変わっていきます。
ステージとは、役職だったり、外見だったり、考え方だったり。
服を買った時の自分と、今の自分には何か差があるはずです。
が、そのステージの差を受け入れられないと、捨てたくても捨てられないのです。
例えば、昔着ていた服も、今着てみると違和感を感じるなんてことありませんでしたか?
その違和感の正体がまさしくステージのギャップなのです。
とは言っても、痩せたら着れるとか、いつかは着るからなど考えて捨てなかったことがあるのではないでしょうか?
本能的に相応しくないと心のどこかで分かっていても。
一番大事なのはそのステージに相応しい服を持っていることです。
今の自分も十分素敵です。それどころか昔よりも色々な経験を積んで、より魅力が増しているのではないでしょうか?
この機会に、古い服は手放して、今の自分のステージを引き出してくれる服に変えてみてはいかがでしょうか?
この記事へのコメントはありません。